肉を食べすぎると腸内環境を荒らすのはなぜ?腸について知るならこの本!-整腸力-
健康に関する本をたくさん読んでいると本によって体にいい食べ物と悪い食べ物の意見が変わる。
今日読んだ『整腸力』という本では『肉は大腸によくない』という。
しゃぶしゃぶ食べ放題に行くとパワーがみなぎる自分としては聞き捨てならない。
肉以外についても腸について興味深いことがたくさん書いてあったので、軽くまとめておくことにする。
肉ばかり食べるとよくないって本当?
肉はあまり食べすぎるなということを書いている本も少なからずある。
肉を食べてはいけない詳しい理由が書いてないのでいまいち信用してなかったのだが、この本では事実に基づいた理由が書いてあった。
肉がいけないのではなくて、動物性脂肪が大腸にとってよくないという。
動物性脂肪が大腸にとってよくないというのはどういうことなのだろうか。
動物性脂肪を摂取するとそれらを栄養分として分解するために胆汁というものが分泌される。
肉の食べ過ぎによって胆汁が過剰に分泌されると大腸にまで行ってしまう。
大腸まで胆汁が行ってしまうと悪い腸内細菌が胆汁を発がん性のある物質に変えてしまうというのだ。
実際にこの本の著者は4週間毎日1.5kgという恐ろしい量の肉を食べて自らの体で実験して見たらしい。
その結果明らかに腸内の悪玉菌が増えていたという。
そこまですると説得力が違う。
オリゴ糖は糖は糖でも大腸にすごい良い糖だった!
オリゴ糖という名前はよく聞いたことあったが、糖質制限している身としては全く関心がなかった。
だが、このオリゴ糖は他の糖とは全く別物と行っていいものだった。
普通の白砂糖などの糖は小腸などで吸収されてしまうというのだが、このオリゴ糖は食物繊維と似ており、小腸では吸収されず大腸にまでいく。
大腸にオリゴ糖が届くと大腸に住んでいるビフィズス菌の餌となり、ビフィズス菌の活動を促進させるという。
これはもう明日からオリゴ糖を摂取して見るしかない!
ただ、オリゴ糖は摂取しすぎると下痢気味になってしまうというのでちょっと注意が必要だ。
便秘にはめちゃくちゃ効くそうだ