ぼくの息抜き

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気ままな二人が記事を書くことで息抜きしていくブログ

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添加物は危険!?そんな嘘に騙されるな!

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僕達の身近な食べ物にもよく使われている添加物。最近は添加物が入った食品は身体に悪いなんて噂もよく聞く。さらに、「添加物 危険」とグーグルで調べてみると・・・ 

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「食べ続けたら死の危険10倍!」なんて書いてある。死の危険10倍なんてホント?国はそんなものの使用を認める?なんて疑問に思ってしまう。添加物は本当に危険なのだろうか。

 

添加物とは?

添加物とは食べ物を長期保存できるようにしたり、美味しく味付けをしてくれるものである。これら添加物を大きく分けると3つの用途に分けることが出来る。

・食品の製造や加工のために使用例)凝固剤(酸化マグネシウム)

・食品の味や風味などのために使用例)甘味料(スクラロース)、香料、着色料(クチナシ)

・食品の保存のために使用例)保存料(ソルビン酸)、酸化防止剤(ビタミン)


いつも手にしているお菓子、飲み物、サプリメントなどにもよく使われているため、みなさんも目にしたことがあるだろう。誰もがよく知っているコアラのマーチを見てみると、膨張剤・カラメル色素・香料・乳化剤の4つの添加物が使われている。 知らず知らずにいつの間にか口にしてしまっているのである。

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添加物は本当に危険?

これだけ、たくさんの食品に使われている添加物が本当に危険だったら僕達人間はもう死んでいるだろう。添加物が安全かどうかは、動物実験などをして科学的に実証している。

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※ 日本食品添加物協会調べ

 

添加物を使用しても害がないか、生まれてくる子供に影響はないか、など動物を使い長期に渡り試験をする。そして、試験にクリアできたものが添加物として使用されるのである。

 

また、添加物を食品に使用してよい量も厳しく決められている。基準としては、1日摂取許容量(ADI)※1によって決められている。実際に食品を見てみると使われている量は、この1日摂取許容量よりもさらに少ない量が使われているのである。

なぜ、添加物は危険と言われているのか。

添加物が危険と言われているのは、イメージによるものだろう。テレビやネットで「添加物は身体によくない」と流したことにより、世間で「添加物は危険!」と広がってしまったのだと思う。確かに、添加物を摂りすぎると身体にはよくないだろう。しかし、それは砂糖、塩なども同じで、人間何かを摂りすぎれば身体を壊してしまう。

 

ただ、1点心配な点があるとすれば、現在されている添加物が研究の進歩により、人間の身体への危険性が発見される場合もある。昔、アカネ着色料に発がん性があることが確認され、使用停止になった。ただ、このような例はまれであり、厳しい検査のもと、添加物は使用されている。


最近では、健康ブームの影響から「無添加」の食品が好まれる。確かに無添加の方が、身体によいかもしれない。しかし、添加物が含まれていたからといって、身体に悪いということはないだろう。しっかりとした検査を元にして添加物は使用されていますので、テレビやネットの情報を鵜呑みにせずにした方がよいだろう。

※1日摂取許容量(ADI)とは・・・国際的な機関が無害と認めた量(無害性量)の1/100の量