努力は才能には勝てないのか…ある種残酷でもあるボクシング漫画suger
どーもYuki@Bokunoikinukiです。
少しだけボクシングやっていたけど、やっぱりボクシングはみるのもやるのも漫画で読むのも楽しい!
今の期間だけ漫画zeroと言うアプリで無料で読めるボクシング漫画がある。最初は無料で読める分だけ少しずつ読もうとしていたが、面白すぎて課金して読んだ。
suger!いやー面白い。sugerは新井英樹によるボクシング漫画。
sugerのここが面白い!
才能は気づいてこそ価値がある
sugerの主人公である石川凛(いしかわ りん)は北海道生まれの高校生。高校中退してまでして板前になるために上京する。
そんな主人公は上京する前に起こった出来事をきっかけに自分のボクシングの才能に気付く。
その出来事がなかったら主人公はボクシングを一生やることのない道を歩んでいたかもしれない。運命というか人生は面白いなーと思う。
これは漫画だけれど、現実の世界でも何気ない出会いや出来事で人生が大きく変わると言うことが結構ある。
この漫画を読んでいると自分にも実はまだ見ぬ才能があるんじゃないかなーとワクワクさせられる。
破天荒な主人公や登場人物
正直な話、漫画を読み始めて最初の数話は何の話なのか、何を言いたいのか全然わからず読むのをやめようかと思った。
簡単に言うと主人公が頭おかしい。
やること言うことめちゃくちゃ。大体適当で実際に主人公みたいな人が周りにいたら、うそ8割くらいの気持ちで話を聞かないと振り回される。でも言ってることは適当でも面白い。
めちゃくちゃなのは主人公だけじゃない。
後から出てくる、主人公が唯一の師匠と認める人物も頭おかしい。
よく言えば永遠の18歳で純粋無垢、悪く言えば体は大人、頭は子供。作中で主人公はその師匠(中尾)のこと『天は中尾をギリギリヒトとするためにボクシングのみを与えやがった』と評している。
ボクシングの才能だけはピカイチなのだ。他はヒトとするために捨てられた。
ゲームのステータスで言えばボクシングに必要なステータス以外最低値みたいなもんだ。
現実にそこまで振り切っている人間がいたら本当にそんな感じの言動になるのかなと思うとまたこれが面白い。
やっぱりボクシング漫画が面白いのかもしれない
圧倒的才能で格上をねじ伏せるところはむちゃくちゃ面白い。
しかし、やっぱりボクシングっていう題材だから面白いってのはある。
以前、ボクシング系の漫画でホーリーランドも結構ハマった記憶がある。
ボクシングはやっぱり見てもやっても面白い。
まとめ
読みきった後の感想と疑問をここにまとめて見た。ネタバレにはならない程度で書くつもり。ネタバレがきになる人は読まないようお願いします。
お父さんって結局…?
今思ったが、まだ見ぬお父さんの会話があったが、その伏線は回収されていない。主人公のお父さんはボクサーかと思ったが、別にそう言うことではなかった。そもそも別に伏線ではなかったのかもしれないが。
才能ってすごいけど、、、
漫画のストーリー的には努力vs才能と言う構図は意図的には描かれていないものの、圧倒的才能にスポットが当たり続けている。
努力は才能には勝てないのか…と思わされる。
色々語ったが、ぜひボクシング好きの人で読んだことなければ読んで欲しい。