人工甘味料はなぜ使われる?メリットがたくさん!
お菓子や、飲み物など甘みが付いているものにはほぼ人工甘味料が使われている。世間では「人工甘味料は危険だ」「人工甘味料が入っていないものを食べたい」という人が多い。
しかし、本当に人工甘味料は危険なのか?そもそも、危険だったら人工甘味料を使った食品を作らないと思うが・・・
人工甘味料とは
人工甘味料とは、食品に甘みをつけるために、人工的に作られた甘味料である。甘さは砂糖の何百倍もあるといわれ、少し舐めただけでも、口の中に甘さが広がる。
人工甘味料が人工的に作られたから、砂糖の何倍の甘さであるからといって、カラダにとって危険なものではない。大量に摂取しすぎるのは、体に良くない。しかし、これは砂糖にも言えることでもある。
人工甘味料で体に異常が出たという実験データーはなく、あくまでもマウス実験での結果をもとに人工甘味料が体に悪いと言われている。小さいマウスにたくさんの人工甘味料を与えたらそりゃ体に悪いだろう。砂糖でも撮りすぎると体に良くないだろう。
人工甘味料には、アスパルテーム、スクラロース、アセルスファムカリウムというものがよく使われている。どうしても、人工甘味料が気になる人は、ステビアなど人工甘味料が使われているものを選んでみてはいかがだろうか。
甘味料の種類
甘味料によって味の感じかたは違う。上の表を参考にしてもらえると分かりやすいだろう。
砂糖
砂糖の甘みは全体的に丸くまとまった甘さのイメージである。カロリーをうたっていないお菓子や清涼飲料水のほとんどは、甘み付けとして砂糖を使用している。そのため、砂糖の甘さは一般的に美味しいと感じられる甘みでもある。
スクラロース
スクラロースは、砂糖よりも少し時間が遅れて甘みを感じる。甘味料の中でも甘さの違和感はほとんどなく、どのフレーバーとも相性がよい甘味料だ。
上の画像ではスクラロース、アスパルテームは同じ甘味曲線を示しているが、イメージとしましては、アスパルテームの方が後に強く、はちみつなど濃厚な甘みと相性が良く感じられる。
アセスルファムK
アセスルファムKは甘みを感じるまでの時間が非常に短く、人工甘味料の中でも先味担当で用いられる。後に引く甘さが無いため単体では使いづらいが、他の甘味料と組み合わせることで飲んだ瞬間から甘さを感じ、よりジュースっぽさが増す。
ステビア
表内の中で唯一の天然甘味料である。ステビアは非常に後に引く甘さであり(後からじわじわ感じるようなイメージ)人工甘味料に比べ甘さの強さは弱まる。
そのため、味を強めるためにステビアの配合量を増やしても後味は強くなるが、飲んだ第一印象に対する大きな違いは出しにくい。
人工甘味料を単体で使用すると、全体的な甘さではなくトゲのある甘みになりやすいため、甘味料を複数組み合わせることで砂糖のような美味しい甘さに近づけることが可能となる。
砂糖ではなく甘味料を使う理由
http://blog.decolier.jp/?p=406
人工甘味料は砂糖の200倍などの甘さなので、砂糖を使うより少量で済むためコスト削減でき、他の原料もその分多く配合できる。また、砂糖を使った場合、糖質などが上がってしまう。そのため、人口甘味料が使われることが多い。
現在販売されている飲料やお菓子などには砂糖が使われていて、その甘味が一般的に美味しいとされている。そのため、甘味の感じ方が異なる複数の人工甘味料を組み合わせて砂糖に近づけている。
まとめ
https://coffee-record.com/column/entry/160220_01.php
甘味料は多くの商品に使われているため、1日1回以上はほとんどの人が口にしているほど、たくさん使われている。最近は人口甘味料を使わず、ステビアなどの天然甘味料を使った商品も増えてきた。
甘味料がなくなったら世の中にある商品は不味くなる。とりすぎなければ体には問題無いし、そんなに過敏になる必要も無いだろう。