中欧の小さな国、スロバキアの人気観光スポット!!
第一次世界大戦後、チョコと合併するかたちで独立し、最近まで「チェコスロバキア」として呼ばれていたのがスロバキア。1993年に独立して、日本の約7分の1にあたる国土に約540万人が暮らしている。
小さな国だが、ドナウ川のほとりには中世の面影残る首都プラチスラバなどが広がり自然と都市の融合が楽しめる。そんなスロバキアで人気の観光スポットを紹介しよう。ヨーロッパの魅力を存分に楽しめるスロバキアに出会えるだろう。
ゆっくりとノスタルジィを味わえるスロバキア
日本からスロバキアへは乗り継ぎで約13~16時間、中欧の隣国から鉄道やバスでも気軽に行ける利便性もある。物価の安さと観光客の少なさが魅力で、ゆったりと街を楽しんで歩ける。
スピッシュスキー城
スロバキアでお勧めの観光スポットは、世界遺産登録になっている「スピッシュスキー城」だ。まさに天空の城と呼べる空に聳える城は、防御の拠点として重要な役割を果たしてきた。
世界の絶景ランキングにも選ばれており、SF映画が好き、ゲームが好きな人でなくても、冒険に出掛けたくなる雰囲気の城だ。
城内は5月~10月までは毎日公開されているが、それ以外の時期は予約となるので、個人で出掛ける際は時期を考えることが安心だ。
バルデヨフ市街保護区
スロバキア東部に位置するカルパティア山脈にある「バルデヨフ市街保護区」。こちらも世界遺産登録になっている、中世の要塞都市が静かに迎えてくれる。
旧市街は城壁で囲まれているが、市街地には今でも聖堂や街並みが当時のまま残されていて、パステルカラーのマッチ箱のような街並みが、絵本の中にいるように美しい状態で観光に訪れる人を魅了している。
バンスカー・シュチャヴニツァ歴史地区と近隣の工業建築物群
「バンスカー・シュチャヴニツァ歴史地区と近隣の工業建築物群」はスロバキアの経済を支えていた場所だ。1993年に世界遺産登録されたもので、中世からハンガリー王国の金・銀・銅鉱山の街として繁栄したエリアだ。
中央広場周辺には聖母マリア教会や旧市庁舎などのロマネスク様式、ゴシック、ルネッサンス様式の建物が残されており、鉱山跡地は野外博物館にもなっている。
狭い国土でありながら、世界文化遺産登録が4件、世界自然遺産が2件あるので見どころが多いのもスロバキアの特徴である。通貨はユーロを使用しているので換金をする面倒もない。
まとめ
かつての現スロバキアの首都であるブラチスラバの街も、そのまま博物館のように楽しめる。経済成長を続ける見逃せない国だ。