人間の体の9割が細菌って知ってた?
微生物や細菌などの小さいものになんとなく興味を惹かれる。
肉眼では見えないが身の回りには微生物や細菌小さい生き物たちがたくさんいる。人間の体も例外ではない。
驚くことなかれ、人間の体は9割細菌や菌類で構成されていると言う。
2007年ごろにDSのソフトで『くりきん』と言うゲームがあった。身の回りにいる菌達を採取して育てて他の人の菌と戦わせると言うゲームだ。
あのゲームむちゃくちゃ好きで続編が出て欲しかった。
今思えば『くりきん』と言うゲームで細菌などの小さい生き物に興味を持ったのかもしれない。
細菌など小さい生き物を好きなのは特別なことじゃない。
どっかの本に日本人は海外の人と比べると小さい微生物や細菌などの小さいものに愛着を持ちやすいと言っていた。
日本人は昔から菌の力をうまく使ってきた納豆や味噌、醤油などは菌の力を使わないと作ることはできない。
人は90%は細菌でできている
あなたの体のうち、ヒトの部分は10%しかない。あなたが「自分の体」と呼んでいる容器を構成している細胞1個につき、そこに乗っかっているヒッチハイカーの細胞は9こある。あなたと言う存在には、血と肉と筋肉と骨、脳と皮膚だけでなく、細菌と菌類が含まれている。あなたの体はあなたのものである以上に、微生物のものでもあるのだ。
遺伝子のせいで太ることはほとんどない
同じ量のご飯、同じ量の運動をしていても太る人は太る、痩せる人は痩せる。
『遺伝子のせいでしょう?』
自分も勝手にそう思っていた。だが、実際は違う。もちろん食欲を司るホルモン分泌量を左右する遺伝子によって食欲は人によって変わるが、それが直接の理由ではない。
遺伝子配列の最悪の組み合わせを親から受け継いだとしてもそれで上がるリスクは1%~10%程度でしかない。
また、体重が増加に作用していると思われる遺伝子は人間の遺伝子の0.15%程度しかないと言われている。(21000中32個)
それらの遺伝子の影響をもっとも受けている人と受けていない人の体重差の平均は8キロだと言う。
最大の影響でその差だ。遺伝子のせいで太りすぎる、痩せすぎると言うことはあまりないと言える。
基礎代謝率も遺伝ではない
遺伝子のせいだけでなく痩せている人が太らない理由としてよくあげられるのが
『基礎代謝の違い』
遺伝子では基礎代謝率は決まらないとされている。
そもそも基礎代謝とは
全く動いていない、何もしていない、何も考えていない状態で使われるカロリーのこと
を指す。
基礎代謝では筋肉がたくさんあっても基礎代謝は微々たる量の差でしかないと言う。
それよりか脂肪がたくさんあって体がでかい人の方がでかい体を維持するエネルギーを使う。
体が大きい人の方が基礎代謝は多いのである。
食べる量、運動量を変えなくても太ったり痩せたりする不思議な鳥
ニワムシクイと言う鳥を知っているだろうか。
彼らは生まれてから2ヶ月で越冬するために6500kmと言うとてつもない距離を移動する。
生後2ヶ月で6500kmと言う想像もつかない距離を移動するにも驚きだが、彼らにはより驚く特徴がある。
6500kmと言う旅に出る前に食料不足に備えて2週間でむちゃくちゃな体重増量をする。
毎日10%ずつ体重を増やすと言うのだ。
人間に例えたらむちゃくちゃ恐ろしい。50kgの人であれば毎日5kgも体重増加させるのだ。
最終的に元の約220%ほど体重を増加させる。50kgの人であれば2週間で110kgだ。
たったの2週間で二人分になる。分身できそうだ。
この鳥太るために通常の食事から太るようの食事に変えるのだが、食べるもの、食べる量を変えなくても同様の増量をすることが実験で明らかになっている。
そして驚くのは6500kmを飛び切った後特に減量もせずに元の体に戻ると言う。
6500kmの旅をせずに小さな部屋で育てられたニワムシクイも越冬後の季節になると自然と痩せると言う。この場合も食べるもの、食べる量は変えなくても自然と痩せるそうだ。
人間で例えると50kgの人間が食事の量を変えずに2週間で110kgになり、ある季節になると自然と50kgに戻る。なんともむちゃくちゃだ。
この鳥にはカロリー計算が全く合わない。
一旦まとめ
まだ全部読み切ってないが、興味深いことがたくさん書いてある。
この本は内容がとても濃い。ボリュームもたくさんある。しかし、とてもわかりやすい。
翻訳の矢野真千子さんは有名なのだろうか。
驚くことに矢野真千子さんでamazon検索かけたらほとんどの本が星5評価1ページ目は評価が付いていないか、星4~5と言う脅威の高評価!!
今度矢野真千子さんに付いて調べてみよう。