ヨーロッパに行くならポルトガル!!魅力がたくさん素敵な国!
GWの真っ只中!みなさんはどのようにお過ごしだろうか?今日は僕がGW中に行きたかった国「ポルトガル」を紹介しよう!今度の旅行の時の参考にして欲しい。
約2億5千万人に使われている、ポルトガル語!
ブラジルの公用語、ポルトガル語とは
世界8ケ国、ポルトガルやブラジルなどで公用語として使われるポルトガル語は、ラテン語を原型に持つロマンス諸語の一つ。フランス語やイタリア語の流れをくんでいるので、文法や語彙も比較的似たものが多くある。
とはいえ、全くわからない言語と尻込みしてしまうのだが、実はキリスト教の布教活動で訪れた、フランシスコ・ザビエルなどにより日本語として定着している言葉に多くのポルトガル語がある。
意外と知らないだろうが、コップやパン、ボタンなどの言葉がそうである。僕たちの使っている言葉も含まれているポルトガル語を比較しながら学ぶのも楽しそうだ。
ポルトガル語の特徴と勉強方法
まずはポルトガル語の特徴を知っておくと便利だろう。ヨーロッパの言語に多いのが名詞の「性」。
ポルトガル語にも男性・女性名詞があり、さらに人称によって動詞が変化するので、逆に言えば動詞を覚えると主語を省略しても会話が成立する。会話では動詞を上手に利用することが大切だ。
発音は日本語のローマ字読みとよく似ているので比較的簡単だが、イントネーションが随分と違うので、発音の練習は繰返し行うことが重要である。
アクセントのある音節を強く発音し、単語によっては伸ばした発音を行う、疑問文では特有のイントネーションがあるので、そのリズムを掴むまで繰返し聞いて発音することで学んでいこう。
これはポルトガル語だけに関した勉強法ではないが、基礎になる文字や発音を、繰返し学習をすることで、後々の学習がスムーズに進む。途中で挫折してしまわない為にも、最初は気合いで基礎を繰返し勉強しておくことがコツになる。
さらにブラジルとポルトガルの「ポルトガル語」は発音が大きく異なるので、2億人以上が話すブラジルで使われているポルトガル語の発音を学ぶ方が、就職には役立ちそうだ。
ポルトガル語の文法と会話
一般的な文章の語順は、主語・動詞・形容詞や目的語であり、動詞が主語となる人称代名詞によって4つの形に変化するため、主語が明確な場合は省略することが可能。
疑問文は肯定文と語順が同じで、文末に「?」マークをつける。このときの答えとしては、疑問文の中で使用された動詞を使って答えるのが普通なので、動詞の役割はしっかりと学習しよう。
ポルトガル語の勉強は、まずは市販されている基礎編の本から学ぶことが良いだろう。CD付の本も多く、ネットでも簡単に購入出来る。発音が厄介だが、これらはブラジル音楽のサンバやボサノバで覚えると、より楽しく学習出来る。
ポルトガルのオススメ観光地
ポルトガルはヨーロッパの中でも、美しい町並みであり、まるで絵画のような風景が広がる。物価も安く料理も日本人にあうような国であり、実は天ぷらの発祥の国でもあるので、日本人向けの観光地域だ。そんなポルトガルのおすすめの観光スポットをご紹介しよう。
サン・ロケ教会
1584年に日本から来た天正遣欧少年使節団の宿舎として使用されていた教会であり、今はイエズス会の教会だ。天井や壁一面の模様や絵画が施されており、イタリア人建築家によって作られた。イタリアバロック建築の中で最高傑作と言われており、ポルトガルを訪れるなら是非とも訪れたい場所だ。
ベレンの塔
テージョ川の河口にある塔であり、マニュエル1世の命によってマニュエル様式で作られた。石造りのこの塔は真っ白な外観のために、純白のドレスを着た貴婦人に例えらる。
当時はリスボン港を守る要塞として使われており、2階には砲台が設置されていた。3階にはテラスがあり、そこからは向こう岸の巨大なキリスト像などを見ることが出来る。世界遺産にも登録されている建造物だ。
サン・ジョルジェ城
リスボンにあり、最も高い場所にある城だ。ローマ時代には要塞として使用され、その後はゴート族やイスラム教徒やキリスト教徒の城跡となる。
リスボンを語る上では欠かせないスポットであり、現在は公園として利用されており、リスボン市内と一望できるところだ。昼も綺麗だが、夜にはライトアップもされて、この時間はとても綺麗である。
ロカ岬
ユーラシア大陸最西端の岬である。観光案内所に行くと、自分の名前入りのユーラシア最西端に到達したという証明書を発行してもらうことが出来
今週のお題「ゴールデンウィーク2017」、とても良い思い出になる。こんな感じの証明書!
僕もポルトガルでは1番ココに行きたい!目の前に広がる大西洋はとても広く壮大であり、独特のコントラストの海と陸と空の景色が目の前に広がるのである。特に夕暮れ時の夕日が綺麗なのでおすすめだ。
ジェロニモス修道院
エンリケ航海王子を称えるためにマニュエル1世が制作を始めた修道院である。着工は16世紀に始まったが、完成したのは19世紀であり、完成までに300年以上もの歳月がかかっている。ポルトガルの建築物として最高峰と言われており、世界遺産にも登録されている。
海や船をテーマとした大航海時代の装飾がされており、入り口にはエンリケ航海王子の生涯が書かれている。中庭もあるので、是非とも中庭に行って、周辺の彫刻などを見ることをおすすめする。
ポルトガルにはおいしい料理がたくさん!
ポルトガル料理にハマる人が続出しているという。その理由として、味がシンプルで、素朴で、穏やかだということが挙げられる。バターよりオリーブオイルをふんだんに使用し、さっぱりとした味わいとなっているので、日本人の舌にも良く合う。
ポルトガルといえば、魚料理とスープが絶品!
ポルトガルには、一番有名な料理として、サルディーニャス・アサーダスというものがある。これは有名な魚料理なのだが、イワシの塩焼きとなっており、魚が好きな人から高い支持を集めている。
その他にも、たらやたこ、あんこうやあさりなど、魚介系が使用されているものが多く、日本人より魚を多く食べる国民性となっている。新鮮な魚はそのまま塩焼きにすることが多いが、トマトソースやオリーブオイルで煮たりなど、簡単な調理法が特徴的である。
意外と鍋や煮物料理も美味しい!
ポルトガル料理でおすすめの鍋は、カタプラータである。カタプラータは、銅の打ち出し鍋となっていて、そこに新鮮な具材を入れ、オーブンに入れるだけで、美味な料理が完成する。
魚介類を使用することが多いが、そこに豚肉やソーセージを足して、うまみを凝縮させることもある。
次におすすめなのが、コジード・ア・ポルトゲーザである。これはポルトガル風の煮物というもので、肉類なら何でも良いのでまずはそれを煮て、おいしいスープが出来たらそこに玉ねぎやニンジン、キャベツや豆など、これも何でも良いので足して、煮るというシンプルなものである。
ポトフに似ており、何を煮ても良いので、自分好みにアレンジができるのが嬉しいポイントだ。
B級グルメやタコ料理なども人気!
おすすめなのがフランセニージャというものである。これは北部の都市、ポルトの名物となっていて、肉やハムをはさんだサンドイッチにチーズや目玉焼きを乗せ、最後に特製のトマトソースをたっぷりとかけるというものだ。
B級グルメとして、地元で愛されている1品で、観光客からも人気がある。最後に、アローシュ・デ・ポルヴォも外すことができない。アローシュはご飯という意味合いで、ポルヴォはタコという意味合いの通り、ご飯とタコを堪能できるものである。
西洋人はタコを嫌うというイメージがあるかもしれないが、ポルトガル人はタコも大好きで、よく調理される。にんにくやオリーブオイルが使用されており、さっぱりと食べることができる。
まとめ
いかがだっただろうか?ポルトガルと聞くとぱっと思いつく有名なものは少ないだろうが、ポルトガルには素敵な歴史的建造物や美味しい料理がたくさんある!是非訪れてみてはいかが?