ぼくの息抜き

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気ままな二人が記事を書くことで息抜きしていくブログ

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イケメンの病気!肺気胸の実態とは?

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嵐の相葉くんがかかったことで、話題になった肺気胸だが「イケメンがなる病気」と言われているらしい。肺気胸になった有名人を見てみると、佐藤健、内博貴とイケメンが並んでくると思いきや、ナイナイの矢部、ダンカンの名前も!これは、イケメンだけがなる病気でもないな‥笑

 

そんな肺気胸だが、僕も3年前になった。(イケメンだからなったと思ってたのに、完全に勘違いか)その痛みは突然とやってきたのであった。

痛みは突然とやってくる

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http://mansyonpro.com/wp/archives/656

肺気胸になる前兆は全然なく、予防する方法はないそう。なる時にはなってしまうのである。僕も突然肺気胸になった。その痛みが訪れたのは、所属していたダンスサークルの1年に1回の公演の本番の日であった。

 

この日は、全体集合の前にミーティングをしていたのだが、少しミーティングが長引いてしまった。走らなければ間に合わないと思って走っていた瞬間、身体に痛みが走った。

 

「やばい!急に心臓が痛い!」

 

でも大したことないだろう。こんくらいの軽い気持ちで考えていた。(最初は心臓が痛いと思っていた)しかし、痛みは治ることはなく本番のリハーサル中も走る、踊ると痛みが走ってダンスどころではなかった。

 

これはやばいと思い、先輩などに「痛み止めないですか?」と聞いて回った。だが、誰も持っておらず本番を迎えた。本番はもうアドレナリンでカバーした。本番はあんまり覚えていない。笑

 

とりあえず、本番を終えてホッとしたが僕にはまだ大事な仕事が残っていた。それは「打ち上げだ!」これに行かなければ死んでも死に切れないと思い強行参加した。飲み会は楽しかったが、痛みは全然引かない。とりあえず、次の日に病院に行こうと思い酒を飲み痛みを忘れて楽しんだ。

 

次の日、病院に行こうとすると

 

「今病院は年末で休みだよ」

「え?それはやばい!」

その日はちょうど12月30日で病院も休みであった。じゃ行かなくていいっかと思っていると

「緊急外来ならやってるよ!」

と救いの一言が。

 

正直行くのはめんどくさかったが、ここで行かないで病院の仕事初めを待つとなると、1週間くらい待たなければいけなかった。そのため、しぶしぶ行くことにした。病院に着くと

 

「どれだけ待つかわかりませんがいいですか?」

 

と一言。いや、どんだけ緊急の人いるんですか!と思いつつも待つことにした。2時間後、ようやく名前を呼ばれ状況を説明すると、詳しく検査をしてみようという話に。検査の結果を見た医者が僕に一言

 

「今日入院できますか?」

 

いや、そんな重症だと思ってなかったし何と言っても明日は年末ですよ!1年に1回のハッピーニューイヤーを病院で過ごす?そんなのありえないと思い、

 

「あのー、入院するの年明けでもいいですか?」

 

と医者に懇願した。すると、

 

「これほっとく最悪死ぬ病気だよ。」

 

と医者からのクロスカウンターが。この一発に抗える訳もなくその日に入院することが決定した。

肺気胸の治療法

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http://www.tantiki.com/entry/2016/05/15/133558

肺気胸は軽度の場合だったら、様子をみておくのだが僕の場合は肺に穴が空いていたので入院が必要だった。治し方は手術して治すか、手術せず管を通して治すかという2種類だった。

 

医者から手術しなくてもいいのではないか。と言われ、僕も手術するのは嫌だったので管を入れて治すことにした。この判断は後々後悔することになる。

 

管を入れる治療方法は、

中等度気胸や高度気胸のときは、入院し胸腔ドレナージを行います。胸腔(きょうくう)ドレナージとは、胸腔にたまったものを外に排出することです。具体的には、胸に局所注射の麻酔を行い、管(チェストチューブ)を挿入するのです。管を箱(チェストドレーンバッグ)に連結し、たまっている空気や新たに漏れた空気を外に排出するのです。このドレーンバッグは外から空気が逆流しないようになっています。管が入っていてもドレーンバッグを持ってトイレに行ったり歩いたりすることが可能です。
肺が膨らみ、管(チェストチューブ)からの空気もれが無くなったら、管の抜去を行います。管の抜去後、肺のふくらみが良好なら退院です。

 

その日から肺に管を刺す生活が始まった。管を入れてからは呼吸も大分楽になったのだが、お風呂に入らない自由に行動出来ないことが苦痛でしょうがなかった。人間何にもやることがないと、眠気が襲ってくるのか寝て起きての繰り返しだった。

 

それが、約1週間半続き死にかけていた時に、肺もいい感じなので管を取るよ!と嬉しい一言が!管が抜けるとウキウキな気持ちで管を抜いてもらうと、くそ痛い・・・局部麻酔をしていたのだが、痛すぎて悶絶するしかなかった。

 

無事に管が抜けるとそこからは、もう自由ですよ。カゴから出た鳥のようなすがすがしい気持ち。お風呂にも入れるし、自由に動き回れるし、あんなこともこんなこともできるし!笑

 

そこから3~4日様子を見て2週間くらいで退院することができた。今までありがとう!もう当分入院しないよ。と病院に別れを告げ意気揚々と家に帰っていった。その半年後にまた、戻ってくるとも知らず‥(後半に続きます)