ロシアの殺しは恐ロシア!ロシアの国を調べてみた!
多くの民族が集まって今の国ができていると言われているロシアは、地方によって習慣や風習にも大きな違いがある。
なかなか接する機会がないかもしれないが、もし彼らに出会ったら彼らの性格を知っておくことで上手に付き合うことができるだろう。
- ロシア人の性格を知ってうまく付き合うには
- ビジネスの上で有利とされるロシア語を勉強しよう
- ロシア料理ランキング1位ボルシチ、2位ピロシキ、3位はコレ!
- 一度は観光したいロシアの世界遺産ランキング
- まとめ
ロシア人の性格を知ってうまく付き合うには
本音と建前がない
日本では、本音を率直に話すことはいいこととはされていない。本音を隠しながら、建前をいうことは文化の上でとても大切である。しかし、彼らには建前という言葉は存在していないも同じで、自分の本音を率直に言うことが当たり前である。
本音で話して分かり合うことを大切にしているため、思ったことははっきりというし、周りと意見が違っていても気にしないのだ。食事や飲みに誘われてもいやだったらはっきりと断る。
日本の習慣になれている私たちはさみしく感じてしまうかもしれないが、仲良くなればとても付き合いやすい。また、彼らは感情を表に出さないと感じているかもしれないが、それは愛想笑いをしないからである。
本当に楽しければ笑うし、感情も表に出すのだ。観光客として訪れると、ホテルやレストランのスタッフが笑わないことに違和感を感じるかもしれないが、それも国柄なのである。
時間にルーズである
日本では時間をきっちりと守ることはとても大切とされている。遅刻は日常茶飯事だし、相手が遅刻してもそれに目くじらを立てることはない。電車などの公共機関が遅れることもよくあるので、電車が遅れても誰も文句は言わないのだ。
もちろん仕事の上で、守らなければならない期日などは守るが、ゆったりとした時間が流れている。
また、急いでもどうしようもない、慌ててもどうしようもないと考える人も多いため、何か突発的なことが起きてもあまりパニックにはならない。あるがままを受け入れるという国民性が強いのである。
男性はお酒が好きで女性は独立心が強い
ウォッカ大国ということもあり、男性も女性もお酒は好きなのだが、特に男性はお酒が好きだ。仕事終わりにウォッカを引っ掛けて帰ったり、家でもウォッカをそのまま楽しむことも多い。
また、欧米ではどの国でも多いが、レディーファーストが強く根付いている。車でもレストランでも扉を開けてあげるのは当たり前である。ロシア女性は美しいという印象があるだろう。
見た目を美しくしておくことにも余念がない。しかし見た目を褒められるより、自立していることを褒められることに価値を置く人が多く、独立心が旺盛である。
ビジネスの上で有利とされるロシア語を勉強しよう
もはや有名大学を出ているだけでは就職に有利と言えない時代。即戦力になるようなアピールが出来ることは企業の関心も高くなってくる。外国語が出来るのは、その条件の一つでもある。
表向きには就職要件に書かれていなくても、水面下では評価の対象として見ている企業も少なくない。英語は出来て当たり前の時代。加えて有利な言語と言われるのが、ロシア語やポルトガル語、中国語である。
例えば国際宇宙ステーションでの公用語は英語とロシア語と言われ、ロシア語は必要な言語としてあがっている。資源も多い国なので、経済関係が再び拡大すれば、さらに必要な言語として重宝されそうだ。
しかし、世界でも難しい言語と言われるのがロシア語。中々勉強する機会も少なく、さらに「学ばず嫌い」になってしまう。
それでも文法においては語順も自由で、発音や文字を覚えるとその先は比較的簡単に覚えやすい言語と言われる。学ばずして決めつけずに、まずはロシア語に触れてみよう。
ロシア語の文字と音声
今すぐ話せるロシア語 入門編 (Oral Communication Training Series)
ロシア語の現在のアルファベットは1917年のロシア革命によって、それまでの旧正字法を改めて制定されたもの。アルファベットは33の文字からなり、それぞれに大文字・小文字・筆記体があり、さらに強調するときに用いる斜字体もある。
文字を見てみると英字に近いものやギリシャ文字に近いものがあり、ハングル文字に比べれば馴染みのある文字も多いので、楽に学べる。発音では33文字のうち2つは記号で対応する音を持っていない。
10の母音字と21の子音字は音が有り、それぞれの文字に対応する音と記号の役割を勉強していけば、ある程度正しい読みが出来るようになる。これで難しいと言われるロシア語の固定観念も拭えそうだ。
発音と文法
音のある31のアルファベットそれぞれの発音を理解すれば、ほぼ文字通りに読んで発音すればいいのがロシア語だ。英語やフランス語の方が不規則な発音が多くなるので、実は難しい。
また疑問文で会話をする時などはイントネーションが重要になってくる。あとは繰返し声に出して練習する勉強を行おう。
ロシア語も名詞に「性」があり、男性・女性・中性の3つからなっている。また文章においてどんな役割をするかということで、人称と数によって動詞は6つの格に変化する。現在形や不定形などをしっかり覚えることで、多くの文法が成り立つ。
ロシア語を勉強するなら、初心者向けの基礎本で十分学べる。今まで記号にしか見えなかった文字が読めるようになると、ロシア語の勉強が楽しくなる。
ロシア料理ランキング1位ボルシチ、2位ピロシキ、3位はコレ!
1位 ボルシチは日本の味噌汁のような存在感
ボルシチは日本の味噌汁のような存在感である。ロシア料理は日本でも馴染みのあるものも多い。ランキング形式でまず発表するなら、1位はボルシチ、2位はピロシキ、3位はビーフストロノガノフである。
1位のボルシチはロシア料理といえばこれというくらい、日本でも知名度が高い料理であろう。ロシアでの定番料理であるが、ビーツのスープという意味合いを持っている。
日本でいう、味噌汁のような位置づけとなっており、家庭ごと、お店ごとにその具材や味付けは異なる。
トマトやケチャップが入っていることがあれば、入っていないこともあり、具材も豚肉や牛肉、ソーセージやベーコン、ハムなど何を入れても間違いではない。
そのようなことから、ロシアを訪れた際にはボルシチを食べ比べしてみるのも楽しいだろう。鮮やかな赤色が特徴的な、味にクセの少ないまろやかな舌触りとなっているので、日本人でも抵抗なく食べることができる。
2位 ピロシキは中に自分好みに具材を選ぶことが可能
2位のピロシキはごく普通に焼いたパンであり、日本でよく見るピロシキのようにカレーパンのようなスタイルはロシアで見かけることはほぼない。
ただ、このピロシキも中に挟む具材は様々なものがあり、おかずパンのように肉や魚、きのこやキャベツ、じゃがいもを挟むのも良く、さらにはおやつのようにりんごやジャムを挟むことも可能である。
ゆで卵を挟んで見たり、自分の好みに合わせて、調理方法を変えることができるというのもピロシキの大きな魅力だろう。
3位 ビーフストロガノフは日本スタイルではない?
3位のビーフストロガノフは日本ではハヤシライスやビーフシチューのようなものを思い浮かべる人も多いが、ロシアではごはんにカレーのようにかけるスタイルではなく、付け合わせにマッシュポテトを添えて、一緒に食べることが多い。
その他にも、日本ではあまり聞かないがペルメニという料理がランキングでは4位となる。水餃子であり、シベリア地方の料理である。日本では餃子に醤油をかけるのが一般的となっている。
5位はブリヌイというもので、これはロシア風のパンケーキである。とても薄いのでパンケーキというより、クレープにも近い。
サーモンやいくらを乗せても良し、クリームやフルーツを乗せてもおいしいので、こちらもバリエーションに富んだ食べ方が可能である。生地が薄いので、何枚でも食べることができ、主食でも間食でも幅広く食べられている。
一度は観光したいロシアの世界遺産ランキング
ロシアには26の世界遺産があるのをご存知だろうか?あまり知られていないが、実は世界第9位の世界遺産大国なのだ。そんなロシアの世界遺産をランキングにまとめてみた。
観光したいロシアの世界遺産ランキング第10位から第6位
第10位:コミの原生林‐面積32,800㎢に及ぶヨーロッパ最大級の原生林。モミやカラマツ、トウヒなどの針葉樹林地帯。トナカイ、クロテン、ユキウサギ、ヘラジカ、オオヤマネコなど希少な哺乳類、鳥類などが生息している。
第9位:ノヴォデヴィチ女子修道院群‐伝統的なロシアの建築様式とウクライナで18世紀に見られたバロック様式が取り入れられている。チャイコフスキーが「白鳥の湖」を着想したといわれる池があることでも有名。
第8位:アルタイの黄金山地‐西シベリアからモンゴルにまたがるアルタイ山脈を中心とする地域。貴重な野生生物の生息地で大自然を見ることができる。
第7位:デルベントのシタデル、古代都市、要塞建築物群‐デルベントはロシア最南端にあり、モンゴル、アラブ、イランに統治された過去を持ち、ブランデーの産地としても有名。
第6位:セルギエフ・パサドの至聖三者聖セルギイ大修道院の建造物‐ロシア正教会の聖地。モスクワ近郊の古都群「黄金の環」の1つ。青と金の派手なドームのウスペンスキー寺院など見ごたえがある。
観光したいロシアの世界遺産ランキング第5位から第1位
第5位:カムチャッカの火山群‐およそ160の火山を持つカムチャッカ半島。なかでも、カムチャッカ富士と称されるアヴァチャ山は、夏になると色とりどりの高山植物が咲き乱れる。ヘラジカやヒグマの生息地。
第4位:バイカル湖‐琵琶湖の約46倍の湖水面積を誇る。世界で最も透明度が高いことでも有名だ。冬には-30℃を下回りクリスタルのような美しい氷湖へと変化する。
第3位:キジ島の木造教会建築-釘を一本も使わず建てられた18世紀の木造建築。木造なのにロシア独特のタマネギ型のドーム屋根がついている。ロシアらしいのにロシアらしくない、不思議な魅力を持つ建築物だ。
第2位:モスクワのクレムリンと赤の広場‐ロシアといえばここ。名実ともにモスクワ第一の観光スポット。広大な宮殿や大聖堂が立ち並び、魅力的な建造物を楽しむことができる。
第1位は・・・
サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群
エルミタージュ美術館やパッサージュ百貨店、血の上の救世主教会、ストロガノフ宮殿、旧海軍省、ペトロパブロフスク聖堂など帝政ロシアの繁栄が感じられる素晴らしい建造物群。
まとめ
ロシアといえばコサックダンスしかわからなかったが、今回調べたことによってロシアがよく理解できた。
ロシア料理は美味しいものがたくさんあるので、本場の料理を食べに行きたい!!