ソマリアの観光ランキング
ソマリア連邦共和国はアフリカ大陸の東部に位置する国であり、サバンナ地帯を有するため様々な動物が生息している。しかし特筆すべきは動物の生態系ばかりではない。
様々な遺跡や人気観光スポットを有しているのもソマリアの大きな特徴だ。1991年に勃発した内戦は未だ記憶に新しいが、暫定政府の発足を経て、現在では正式な政府が国を動かしている。ここではそんなソマリアの観光スポットをランキング形式で紹介していく。
【1位・ラース・ゲール】
ソマリアの一部であるソマリランド共和国の首都・ハルゲイサから車を1時間ほど走らせると、「ラース・ゲール」に到着する。
ラース・ゲールの見所は5000年ほど前に洞窟の天井の花崗岩に描かれた絵画だが、実はこの絵画はフランスの考古学者が2002年に見つけたものである。天井の花崗岩には動物(犬など)や人の絵が描かれているものであり、現在ではソマリアの人気観光スポットランキングでは必ず上位にあるスポットだ。
ソマリアと言う国自体は観光地としてあまりメジャーではないが、ラース・ゲールを訪れるためのツアーなどは頻繁に組まれているので、ソマリアの観光スポットの中でも比較的訪れやすいだろう。
【2位・ベルベラビーチ】
アデン湾に面した港町・ベルベラのビーチは、美しく静かな事で知られている。リゾートビーチと言うとごみごみとしている印象があるが、ベルベラビーチでは穏やかな時間が過ごせる事だろう。
非常に美しい海なので、訪れたなら是非とも一泳ぎしていきたいが、海の中にはウニが多く生息しているので、踏んで足を怪我しないように注意が必要だ。
【3位・ダハブシールビジネスセンター】
ダハブシールビジネスセンターは、その名称からも察する事が出来る通り、遺跡や歴史的な建造物ではない。ダハブシールビジネスセンターはハルゲイサで最も高いビルとして知られているモールだ。
レストランやショッピングセンターが入っているのはもちろん、ホテル、事務、銀行、プールなども備えており、大概の事はダハブシールビジネスセンターで何とかなってしまう。
【4位・戦争記念碑】
ハルゲイサの有名な観光スポットが、戦争記念碑だ。町中に建っているミグ戦闘機のモニュメントで、台座部分には1988年の内戦について描かれている。
なお、このミグ戦闘機はハルゲイサを爆撃するために飛んできたソマリア空軍の戦闘機を撃墜してモニュメントにしたものなので、実は本物だ。