理解しているようで理解していない、正しい日本語の勉強をやりなおそう
1:正しい日本語を勉強しよう
私たちが当たり前に使っている国語は、話している私たちでも「正しい国語なのか」と言われれば自信が無くなってしまう。
長年問題になっている「ら抜き言葉」や「若者言葉」、外来語や外国語、省略語を併せた「和製英語」などの利用で、どんどん正しい日本語を忘れているとも言える。
外国人が日本語を学ぶには、アニメやドラマを見る事がお薦めと言うが、日本語検定試験を受ける際には、正しい文法を必要とする。
これは日頃話し言葉で会話をする日本人も同じと言える。ビジネスの場面では正しい日本国語は欠かせない。畏まったつもりが間違った敬語を使っていれば笑われるだけ。私たちも正しい国語を勉強する必要がありそうだ。
2:日本国語の意味、表現や語法が正しいのか
実際に使っている言葉を、間違った解釈で捉えていることも沢山ある。例えば「話が煮詰まったので休憩を入れて、再度話し合おう」と言われた場合。
話が硬直状態に陥っている状態だと言っているのだろうと勘違いしている人も多いだろう。実際には、すでに話し合いは結論が出たも同じ、という状態であることを伝えている。
料理の言葉からきたもので「煮詰まればあとは食べるだけ」という、状態を表している言葉だ。慣用句の意味・用法を正しく理解していないことも多く見られる。
副詞の意味や用法も同様で、キチンと理解していないため、間違った事を気付いていない人が多くいる。
使役の助動詞「せる・させる」についても、しっかりと説明できる人が少なくなっている。他にも形容詞の連用修飾、形容動詞型の連用形の語形も間違える人も多い。
読みに対する間違いも目立つ。数字の読み方のイチニ系とヒトフタ系の間違いなども、正しい読み方を知らない人も多い。何が間違っていて、どれが正しいのか。それに気が付かない人も沢山いる。
3:正しい日本国語を書ける、話せるように
ビジネスシーンでも実生活でも、日本語が乱れていても「何も困っていない」という人も多いだろう。しかし言葉遣いはその人の品格も左右している。正しい日本語を書ける、話せることでイメージアップにつながるのなら、勉強せずにはいられないだろう。
簡単に正しい日本語を学ぶことが出来るのは、書籍などで勉強することだろう。書籍によっては品格のある言葉とマナーを紹介しているものもある。
本や新聞を読むことも正しい日本語と敬語が身につく。自信を持って日本国語を書ける、話せるようになりたいものだ。