観光ランキング~モナコ公妃グレース・ケリーゆかりの地
世界の富裕層の集まるモナコは、夜間にロールスロイスやフェラーリにダイヤモンドで飾り立てた淑女を乗せてパーティに行っても安全なほど、治安が安定している。国土の98%以上が自然や文化の保護区として設定されており、これは世界ランキング1位である。
街中にはゴミ1つ落ちていないし、公園には四季を問わずいつでも花が咲き乱れている。90日以内の滞在であればビザも必要ない。モナコ公妃グレース・ケリーゆかりの観光地をランキング形式で紹介する。
とても綺麗なグレース・ケリー公妃!!
1位■大公宮殿
1956年4月18日、モナコ大公レーニエ3世とハリウッド女優グレース・ケリーはここモナコ大公宮殿で法的な結婚式を挙げた。
モナコ港を見下ろす旧市街の丘の上にある。4月から10月までの期間限定で宮殿の一部(16世紀のフレスコ画、金色に輝くルイ15世サロン、ルネッサンス様式の暖炉が美しい王冠室、16世紀のカラレ大理石の二重階段など)を観光できる。
入館時間は午前10時から午後6時まで。7月と8月は閉館時間が午後7時まで延長される。入館料は大人が8ユーロ、子どもは半額。
2位■モナコ大聖堂
1956年4月19日、レーニエ3世とグレース・ケリーはここモナコ大聖堂でカトリック様式の挙式をした。グレース・ケリーは、1982年9月13日に自動車事故で亡くなり、同月18日にここモナコ大聖堂にて葬儀が執り行われた。
グレース・ケリーは今もここに眠っており、彼女の墓にはGRATIA PATRICIAと刻印されている。入場は無料で朝8時半から夏は夕方7時まで、冬は6時まで一般に開放されている。
9月から6月までの毎週日曜日の朝10時からモナコ少年合唱団と大聖堂合唱団がミサの一部として賛美歌を合唱する。美しい歌声もぜひ堪能していただきたい。
3位■グレース公妃劇場
グレース・ケリーは、結婚後は公妃としての職務に打ち込み、オファーがあっても決して女優業に戻ることはなかった。その代り、モナコの芸術振興に力を入れ、グレース公妃劇場を監修、設計や内装、演劇のプログラムや運営についても公妃が直々にアドバイスしている。
女優引退後も舞台を愛したグレース公妃は、この劇場のいつも同じ席で鑑賞していたと伝えられる。
4位■グレース公妃バラ園
亡くなったグレース公妃をしのんでレーニエ3世が作らせ、1984年に開園した。グレース公妃はバラが大好きで、生前、モナコ中をバラで飾りたいと言っていたと伝えられる。
植えられたバラの数は今では300種8,000本、四季咲きのバラもあるが観光のハイシーズンは5~6月になる。フォンヴィエイユ公園の中にあり、入場料は無料。開園時間は夜明けから日暮れまで。
(2016年現在)
まとめ
とても綺麗で、みんなから慕われていたグレース公妃。そんな、グレース公妃のゆかりのある地を回りながら観光することでモナコという国をより知れるかもしれない。
どこに行くか迷った時は、ぜひ参考にしてほしい!