ナイジェリアの治安は大丈夫?安全なおすすめスポットを紹介!
ナイジェリアと聞くと、アフリカってこととボビーの出身国という情報しか浮かんでこないが、ナイジェリアはアフリカ大陸の中でも石油産出量ランキング1位、天然ガス埋蔵量ランキング1位という大国である!
アフリカ大陸は治安が悪いと印象だが、ナイジェリアも宗教紛争や石油の利権がからみ、渡航中止勧告が出ている地域もある。
治安レベルにも段階があり1は「十分注意」4は「渡航中止」という風に外務省がホームページで出している。
レベル1のとこでも注意が必要であるが、ナイジェリアにはオススメの観光スポットがある。今回はレベル1の比較的治安のよい観光スポットを紹介していく。
1位 ラゴス市街
ラゴスは以前南アフリカの「ヨハネスブルグ」やケニアの「ナイロビ」と共にアフリカの凶悪都市と呼ばれていた。しかし、今は、現在の治安の悪さはそれほどでもなく外務省の治安レベルも1である。
気をつけてほしいのはスラムには近づかない、日が暮れたらホテルに戻る、歩きスマホはしない、などである。観光客だと思われると襲われる可能性もあるので、派手な格好はせずに安全に旅を楽しもう。
ラゴスは商業施設が多くショッピングも楽しめるし、国立博物館やヨルバ族首長の宮殿など観光地としての見どころも満載だ。
ラゴスには、アフリカ音楽のスーパースターが出演するライブハウスやアフリカンアートのギャラリーがたくさん集まっている。
音楽好きには、ナイジェリア音楽の巨匠でブラック・プレジデントの異名を持つ故フェラ・クティ氏の息子が経営する「アフリカ・シュライン」をお勧めしたい。
ジュジュ・ミュージックの王様サニー・アデが出演する「アリヤ・ナイト・クラブ」もラゴスにある。ただし、夜間の治安は特に悪いので命を金で買うと割り切って、クラブに行く際は信頼できるタクシーを利用しよう。
2位 レッキ・コンサベーション
ラゴスから車で30分ほど、ギニア湾に面するレッキ半島にある民間の自然保護センターである。
2015年に全長400mのつり橋が完成し、ジャングルの空中散歩を楽しむことができる。サル、ゾウガメ、リス、ヘビなどを見つけて楽しむにはガイドを付けた方が良い。
開園時間は朝8:30~夕方5:00まで、土日祝日も開園している。
3位 オショボの森
オショボはラゴスの北東230kmにある小さな町でありオシュン州に位置している。オショボはヨルバ族のアートの中心であり、アートギャラリーがたくさんある。
世界遺産に登録されているオショボの森はヨルバ族の水の女神オシュンにささげられている。オーストラリアの女性彫刻家スザンヌ・ウェングナーがオショボの森に住み着いて、90歳余でなくなるまでの間、ヨルバ族の神話に基づいたモニュメントを森の中にたくさん作った。
これが芸術なのかと理解するのは難しい部分もあるが、緑も多く歩いていると猿などの自然の動物と出会える。
オショボの森は壮大な自然公園としても屋外アートギャラリーとしても楽しめるのでゆっくりと観光できる。世界遺産にも指定されているので、治安はよくそれほど心配することはなく訪れることができる。
まとめ
今回はナイジェリアの治安がよい場所の中からおすすめの観光地を3つ紹介した。僕はアフリカには行ったことはないが、「アフリカ大陸は治安が悪そう」というイメージは強い。
しかし、しっかりと事前に情報を集め、安全に行動していればアフリカでもどこでも観光することは可能だろう。事前の下調べそれが重要だ!