ぼくの息抜き

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気ままな二人が記事を書くことで息抜きしていくブログ

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頼まれごとは試されごと。中村文昭さんの教えとは・・・

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人から物事を頼まれると、大半の人は「面倒くさい」「自分でやれよ」と思う人が多いだろう。しかし、頼まれごとは試されごとなのだ。

 
先週、中村文昭さんの講演を聞きに行った。僕は特に興味もなかったのだが上司に聞きにいってこいと言われて行ってきた。これがとても面白く、為になる話だったので2時間の講演もあっという間だった!

中村文昭さん

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http://www.kurofunet.com/movie/

18歳の時、家出同然で単身上京、職務質問を受けたお巡りさんが友人第1号。弟のように可愛がられ、仕事・食事の世話をしてもらう。

 

ある日、そのお巡りさんに連れてもらっていた、とある焼き鳥屋で人生の進路に影響を受ける大物リーダーに出会う。焼き鳥屋で出会った男性は、大きな事業構想を持ち、そのロマンに惹かれ、その場で弟子入りを決意、彼の商売(野菜の行商)を手伝い始める。

 

将来の基盤をつくるために、毎日、300円の生活。お金を節約する熱心さに感心した農家のおばちゃんにかわいがられ産直方式をヒットさせる。19歳の時、行商で得た資金を元に六本木に飲食店を開店、店を任せられる。その後、様々な方法でお客様を満足させて、5店舗まで拡張。

 

21歳の時、三重県に戻り伊勢市で10席の飲食店「クロフネ」オープン(1号店)。三重No.1のお客様に喜ばれる店づくりを目標とする。お客様を徹底して喜ばせ大繁盛させる。

 

26歳の時、リビングカフェ「クロフネ」をオープン(2号店)。若者が、本当に楽しく、皆に祝福されるようなレストラン・ウェディングを始め、演出を手がける。現在、リビングカフェ・クロフネにて年間50組の手づくり結婚式を行い、伊勢でダントツの人気No.1店となる。現在は自分の経験を活かした講演活動・人材育成にも力を入れ、全国を飛び回っている。

 

講演会を行う一方で離農が進んだ北海道の農地をお借りして、都会でひきこもり・ニートと呼ばれる若者達と一緒に農業を行っている。(※『耕せにっぽん活動』別紙参照)
最近では小学校や中学・高校などの学校関係にも講演会で呼んでいただく機会が増え、教育現場の活性化にも強く関心を抱いている。

 

高校卒業後、東京でアルバイトをしているときに出会った師匠に出会い、人生の歯車が動き始めたそう。トラックで野菜を売ったり、飲食店をオープンしたり、今はレストランウエディングを経営している。人生に学力や財力がなくても人間力があればやっていける!というお話しを聞き感動した。

 

どん底にいた人生から這い上がり、いまでは「リビングカフェ・クロフネ」というお店を持ち幸せな時間を送っているという。様々な体験をした中村文昭さんのお話はとても面白く、心に響く話だった。

中村文昭 in 島原

僕が聞いた内容とは違うがとても為になるお話しだ。

頼まれごとは試されごと

今回の講演の中で中村文昭さんが何回も繰り返し言ってたことだ。この、「頼まれごとは試されごと」と思い日々生活しているとどんなことも上手くいくという。
 
頼みごとをしてくる人は大抵困ってて頼みごとをしてくる。それはチャンスであり、自分を試しているのだ。
 
例えば、上司にコーヒーを買ってきてと頼まれたとしよう。
 
・A君は面倒くさいなーと思いながら携帯をいじりながらダラダラと歩いてコーヒーを買ってくる。
 
・B君は頼まれたことに笑顔で答え、全速力で走り汗だくになり息を切らしてコーヒーを買ってくる。
 
どちらの方が印象がいいだろうか?A君がコーヒーを買って帰ってきたとしても、上司は「ありがとう」と言い受け取るだろう。
 
しかし、B君が汗だくで息を切らしながら帰ってきたら上司は「そんな走ってまで買ってきてくれたのか!」と感動しながらハンカチを渡してくれるだろう。
 
これが「頼まれごとは試されごと」であるという。頼まれることに対して、どれだけ相手の予想の上をいくか。これは試されてるのだ!と思い、頼まれごとを行うのだ。
 
実際この心がけを持ちながら毎日を送るのは大変だと思うが、毎日これを実行に移せているなら人からも愛され、信頼され将来は困ることがないだろう。

子供を否定しない

子供には無限の可能性がある。しかし、親が頭ごなしに「あれをやれ」「これをやれ」というと子供は反抗したり、「できないんだから止めとけ」とやる前に上から言ってしまうことで子供の可能性をダメにしてしまう。
 
中村文昭さんは注意する時でも、子供に肯定的な言葉を使い注意しているという。
 
例えば子供がDSをやり過ぎていた時は、「外でお父さんとDSよりも楽しい遊びしない?」と言う。
 
すると、子供は反抗することなくDSを辞め、また外での遊びが楽しければDSからも離れ外で遊ぶことも増える。これが、肯定的な注意なのだ。
 
また、子供もが「やりたい」と言ったことはやらせると言っていた。長男は高校の途中でニュージーランドに行き世界を見てみたい。とお願いしてきたから、高校を中退させニュージーランドに留学に行かせたらしい。
 
中村文昭さんは子供に「止めとけ」とは言わず、「お前は天才だからできるよ!言ってこい!」とすぐに送り出したと言う。
 
最近は、子供の将来を狭めながら育てる親が多い中このような育て方には感心した。僕の親も僕が留学にいきたいと言った時に、否定せず送り出してくれたのでとても感謝している。僕も子供ができた時は否定をせずにほめながら育てていきたい。

 まとめ

今回は子育ての話が中心だったらしいが、他にも話の種類があるらしい。中村さんは全国で講演を行っているそうなので、時間が合えば行ってみたいと思う。