知ってる？『早起きは３文の得』には続きがあった！
どうも。ねことあひるです。早起きは三文の得とはみなさんご存知かと思いますが、【長寝は三百の損】これはご存知でしたか？自分は知りませんでした。早起きは三文の得が３得をすると考えたら長寝をしたら早起き100回しなくてはなりませんね。笑
長寝は三百の損とは
調べてみるとどうやら『早起きは三文の得、長寝は三百の損』こんな感じで続いて言われる言葉だそうです。長寝は三百の損以外にも夜なべは十両の損とも言われているらしいのですが、google先生の力をもってしてもそもそも何が語源かはわかりませんでした。
『早起きは三文の得、夜なべは十両の損』
こっちの方がどちらもお金で換算していてわかりやすいですね。
小ネタ ~一文と一両~
一文と一両の差がわからなかったので調べてみました。
一両＝四分（ぶ）
一分＝四朱（しゅ）
一朱＝250文
一文と一両の間に『分』と『朱』というものがあったみたいです。250文で一朱となり四朱で一分になり、四分集まるとやっと一両になるようです。要するに4,000文で一両となるようです。
ちなみに3文は今の価値に直すと100円くらいだそうです。時代によって違うのでしょうが100円一年毎日早起きしたらお小遣い稼げますね笑
小学校とかの頃はほぼ毎日早起きしてた気がしますが、それ以上早くみんなより早起きすれば100円もらえるっていわれたら頑張ってたかもしれないですね笑
『早起きは三文の得、夜なべは十両の損』これは…
- 夜なべしたら早起きを13,333回しないと取り返せない。
ええええ、どれだけ長寝や夜なべで損するんでしょう。そもそも夜なべと長寝はちょっと意味が違う気もしますね。
長寝とは
長い間寝ること。いつまでも目を覚まさないこと。
夜なべとは夜なべには諸説あるそうで、
- 昼の仕事を夜に延ばすこと
- 昼によるを並べて仕事をすること
- 夜遅くまで仕事をすることから
- 夜に鍋をしながら仕事をすること
いや、仕事の話ばかりですね。他には
秋の夜長の時期に、農家・職人・町家などで、夜に入ってから、昼の仕事の続きをやること
どれも夜に仕事をすることだそうですね。夜仕事して早起きの13,333回くらいの損をするなんて相当恐ろしい事態ですね。日本人は特に残業などが一般化してる気がしますが、日本の社会人のほとんどがむちゃくちゃ損してますね。笑
早起きは三文の得とは
早起きは三文の得で調べた際に早起きは三文の得の対義語で夜なべは十両の損という言葉が出てきました。早起きは三文の得はめちゃくちゃ有名ですよね。
由来はこれも諸説あるそうでして、その中の一つで有名なのは
昔から奈良の地で鹿の死体が自分の家の前で発見された場合、その家主は罰金として「三文」を徴収されるという掟があったそうです。
そこで各家の主は皆早起きして、自分の家の前を確認しました。
もし鹿の死体があった場合は、こっそりと隣の家の前に移したそうです。移された隣の人も早起きし、死体があればこっそりとその隣に移し、遅く起きた家の家主が罰金を払う羽目になったそうです。
このことから「早く起きると罰金三文を払わなくて良い」。
即ち「三文得した」と言われるようになったとする説。
ただこの早起きは三文の得、得をするから朝早く起きようという言葉の意味として使われていますが、朝早起きをしても三文の得にしかならないという風に言われていたりもします。
さすがに朝早起きしても三文の得にしかならないって言った人はただの屁理屈で朝起きが嫌いなだけなんじゃないのかなと個人的には思いますが、、、笑
類義語から広げる知識
長寝は三百の損については調べてもあまり情報が出てきません。
早起きは三文の得の類義語が載ってたので紹介します。
朝起き千両、夜起き百両／朝起きは三文の徳／朝の一時は晩の二時に当たる／早起き三両倹約五両／早起き三両始末五両／早起き千両／宵寝朝起き長者の基
『朝起き千両 夜起き百両』
夜なべの意味でもあったようにこれも仕事を朝やるのと夜やるのとではこんなにも能率が違うんだよという意味だそうです。最近自分も朝はゆっくり起きて夜遅くまで仕事や遊びをしていましたが、朝早く起きて活動して、夜は早く寝る生活の方にしましょうかね。(ちなみにこの記事を書いてるのは土曜の6時頃なので、とてもいい記事がかけてるかもしれないですね！笑)
早起き三両倹約五両
早起きすれば三両、倹約すれば五両の得ということだが、金額には関係なく、早起きも倹約もかなりの利益があるというたとえ。
これまた、だいぶ得になりますね。
1文30円だとすると1両4,000文なので、12万円になります。
一日でそこまで得するのではなく一生涯でって話だったらまぁそれなりに納得できますが、それだと今度は一生涯倹約して20万しか得じゃないのなら倹約やめようって話になりそうですね。笑
まとめ
早起きは損得関わらず、メリットはたくさんありそうです。ただ、睡眠時間を確保できないのに無理して早く起きる理由はない気がします。
寝る時間をいかに早くするか、睡眠の質を高めるか、これをまずは極めたいです。